【犬と暮らす家】散歩後の足洗い場は玄関土間が正解?スロップシンクのある理想の間取りを妄想してみた

妄想のたね

散歩帰りの泥汚れ問題を妄想時点で悩む

「いつかボーダーコリーと一緒に、山へ行ったりキャンプに行ったりして暮らしたい」……。これが私、おたねの人生最大の夢なんです。

このブログをいつも読んでくださっている方なら、「またその話か(笑)」と思われるかもしれませんね。でも、この夢が私の家づくりの原動力。

登山が趣味で、週末になれば山へ遠征し、車中泊をしながら自然を駆け抜ける生活。その隣に、タフで賢い相棒がいてくれたら……想像するだけでワクワクが止まりません。

そこで選んだのが、牧羊犬の代名詞とも言えるボーダーコリーです。彼らは知能が高く、運動能力も抜群。山登りのパートナーとしては最高ですよね。

でも、理想だけでは語れないのが現実。彼らは成犬になると体重が20kg前後に達する中型犬です。しかも、ふさふさのダブルコート(被毛)の持ち主。雨上がりの山道や公園を走り回った後、その毛にどれだけの泥や砂が絡みつくか……。

想像してみてください、20kgの泥んこワンコが、そのまま玄関に飛び込んでくる光景を。

私はこれまでも犬と暮らした経験がありますが、昔は外飼いが主流で、足の汚れなんて「乾けば落ちるよ」くらいの感覚でした。

でも今は違います。ボーダーコリーの性質を考えれば室内飼いが基本ですし、何より私自身も50代。「これから60代、70代になっても、20kgの愛犬を抱っこしてお風呂場まで運べるか?」と自問自答すると、答えは間違いなく「NO」です。

体力には自信がありますが、無理をすれば腰を痛めるのは目に見えていますよね。

だからこそ、家づくりの「妄想段階」で解決しておきたいのが、この足拭き(泥汚れ)問題。玄関で完結させたいんです。

中型犬を抱き上げることなく、飼い主も犬もストレスフリーに汚れをリセットできる場所。それが、今回深掘りしたい「玄関土間の足洗い場」というわけです。

おたね
おたね

「可愛いだけじゃ暮らせない。老後の自分の体力と、ワンコの活発さを天秤にかけた時、導き出した答えが『玄関完結型の動線』でした。これ、意外と盲点だけどめちゃくちゃ大事なポイントだと思うんです!」


犬の足洗い場を「玄関土間」に作るメリットを妄想してみた

ボーダーコリーのルーツを辿ると、イギリスとスコットランドの国境付近の寒冷な地域にたどり着きます。

2026年現在の最新データを見ても、現地の冬は最高気温が6℃程度、夜間は氷点下が当たり前という過酷な環境。そんな場所で羊を追っていた彼らは、寒さには強い反面、日本の湿度の高い夏にはめっぽう弱いんです。

つまり、現代の日本で彼らと幸せに暮らすなら、「夏は涼しく冬は暖かい室内」が絶対条件になります。

そうなると、散歩後の汚れをいかに「室内(居住スペース)」に持ち込ませないかが、家を綺麗に保つための生命線になりますよね。環境省のガイドラインでも、動物の健康管理と衛生的な飼養環境の維持が推奨されています。 (出典:住宅密集地における犬猫の適正飼養ガイドラインの策定について

玄関に本格的な足洗い場を設置するメリットを整理してみると、実はワンコだけでなく人間にとっても嬉しいことばかりなんです。

項目従来のスタイル(お風呂場へ移動)玄関足洗い場スタイル
汚れの拡散廊下やリビングに泥が落ちるリスク大玄関土間でシャットアウト!
身体への負担20kgを抱っこして移動(腰にくる…)歩いてそのまま洗い場へ誘導
冬の快適さお湯が使える(これは助かる)混合水栓でお湯が使える(最高!)
プラスアルファ人間のお風呂が毛だらけに登山靴やキャンプ道具も洗える

特に私の場合は、自分自身の「登山靴」を洗う場所としても活用したいと考えています。登山の後の泥だらけの靴を、お風呂場で洗うのって抵抗ありませんか?

我が家は賃貸ですが小さな庭があるので、そこでバケツに水を汲んで登山靴を洗ったことがありますが、蛇口が無いので、結局お風呂場で洗うようになりました。

登山靴を洗った後の、排水溝の掃除は必須です…(^_^;)

玄関にタフに使える洗い場があれば、愛犬の足を洗ったついでに自分のギアもメンテナンスできる。これこそが、多趣味な私にとっての「究極の効率化」かなと思うんです。


どんな設備にする?「スロップシンク」か「洗い場」か

さて、具体的な設備選び。ここが一番悩ましいけれど楽しいところですね。中型犬のボーダーコリーを洗うとなると、それなりの広さと深さが必要になります。私が検討しているのは主に2つのパターンです。

候補① スロップシンク(深型の流し)

一つ目は、学校や病院などでよく見かけるスロップシンク。これを家庭用に、もっとおしゃれに、そしてペットフレンドリーに進化させたものです。

おたね:イメージ

私が描いた手書きイラスト⇩にあるような、ペット専用の浴槽タイプはかなり理想に近いですね。

イラスト:おたね

最大のメリットは、「腰をかがめずに作業ができる」こと。これ、50代以上の愛犬家には切実な問題です。流しがある程度の高さにあれば、立ったまま、あるいは椅子に座った状態で足を洗ってあげられます。

ただ、ここで問題になるのが「20kgをどうやって持ち上げるか」。

これを解決するために、イラストのような「スライドドア付き」「折り畳みステップ」が付いたタイプが最強かなと。

ワンコ自身に階段を登ってもらう、あるいは横からウォークインしてもらう形式なら、私の腰も守られます(笑)。

イラスト:おたね

こんな感じで⇧横からウォークインできるスタイルがこれ。これいいですよねえ。造作になりますけど…。

候補② 土間シャワー(床排水スタイル)

もう一つは、土間の一部を一段上げるか下げるかして、タイル張りにして排水溝とシャワーを設置するスタイル。こちらはどちらかというと「ミニシャワールーム」に近いイメージですね。

イラスト:おたね

こちらのメリットは、何といっても「大型犬でも余裕」な点。段差を最小限にすれば、老犬になっても無理なく誘導できます。

ただ、デメリットとしては、飼い主がしゃがみ込む必要があること。あとは、シャワーの跳ね返りで玄関周りが水浸しにならないよう、壁面をパネルやタイルでガードする必要があります。

以前の記事で公開した間取りでも、この「洗い場」の位置にはかなりこだわりました。 (参考記事:中型犬と暮らす最強(?)の平屋間取り公開!夜な夜な描いた「妄想図面」

結局のところ、「洗いやすさ」と「自分の体の楽さ」を天秤にかけて選ぶことになりそうですが、今のところは「ハイブリッドな造作シンク」に心が傾いています。

イラスト:おたね

理想の間取りは「通り土間」にある足洗い場と収納スペース

私が妄想している平屋の目玉は、玄関からウッドデッキまで貫くような「通り土間」です。その土間の主役が、今回ご紹介している足洗い場。

玄関ドアを開けてすぐの場所にこのスペースを配置することで、お散歩バッグやリードを外す、足を洗う、タオルで拭く、という一連の動作が数歩以内で完結します。

おたね理想の家平面図

さらに、洗い場のすぐ横には大容量の「犬用グッズ収納」を併設したい!

  • 上段:予備のリード、おやつ、散歩用のライトなど
  • 中段:毎日使うタオル、ブラッシング用スプレー、マダニ除けグッズ
  • 下段:ドッグフードのストック、重たいペットシーツの箱

これらが一箇所にまとまっているだけで、散歩前の「あれどこだっけ?」というバタバタがなくなりますよね。

さらに欲を言えば、このスペースは私の「登山ギア収納」も兼ねたいんです。ザックを掛けたり、メンテナンスした後の登山靴を並べて乾燥させたり。

お気に入りのペンダントライトで照らされた土間スペースは、単なる「作業場」ではなく、私と愛犬の「趣味のベースキャンプ」のような場所にしたいなと思っています。

土間の床材には、濡れても滑りにくい大判のタイルを選びたいですね。

ボーダーコリーは股関節の病気にも気をつけたい犬種なので、ツルツルの床は厳禁。少しザラつきのある、でも汚れが落ちやすい素材。そんなわがままな要望を叶えてくれる素材を、これからの建材選びで見つけていきたいです。


でも待って…玄関に水回りを持ってくるといくらかかる?

ここまで夢(妄想)を膨らませてきましたが、現実に立ち返ると「お金」と「技術」の壁が立ちはだかります。普通の家づくりにおいて、玄関に水回りを設置するのは決して「標準仕様」ではありません。

まず気になるのが工事費。キッチンの隣に洗面所があるような一般的な配置と違い、玄関まで給排水の管を伸ばすとなると、その分、配管工事の費用が上乗せされます。

「数万円で済むのか、それとも10万円単位で変わるのか……」ここは、ハウスメーカーや工務店によって見積もりが大きく分かれるポイントになりそうです。

次に「湿気とカビ」の問題。玄関はただでさえ雨の日に湿気がこもりやすい場所です。

そこでバシャバシャお湯を使って犬を洗うとなれば、湿気対策は必須。換気扇を強力にするのか、あるいはエコカラットのような調湿素材を壁に貼るべきか。

これを怠ると、大事な靴がカビだらけ……なんていう悲劇が起きかねません。

そして「冬の凍結」。私の住んでいる地域は雪国ではありませんが、それでも冬の早朝は氷点下になることも。玄関先の水道管が凍って破裂……なんてことになったら目も当てられません。

断熱材をしっかり巻いてもらうなど、見えない部分の対策も必要になってきます。

「理想を詰め込むと予算が跳ね上がる」というのは家づくりの常識ですが、この足洗い場は私にとって、「老後まで楽しく犬と暮らすための投資」だと思っています。

後からリフォームで玄関に水を持ってくるのは至難の業ですからね。新築の今だからこそ、しっかり予算を確保して向き合いたい課題です。


まとめ

結論として、玄関の足洗い場は、犬と暮らす平屋において「絶対に譲れない神設備」だと確信しました。 散歩帰りのストレスをなくし、愛犬の清潔を保ち、さらには飼い主の趣味(登山やキャンプ)も支えてくれる。

そんな多機能なスペースを玄関に作ることが、私の理想の暮らしへの近道になりそうです。

でも、失敗して「玄関がいつもジメジメして臭う……」なんてことになったら、せっかくの新築が台無しですよね。

次回は、この土間スペースを実現するための絶対に失敗しないための「湿気・寒さ対策の注意点」について、もっとシビアに、現実を直視して調べてみたいと思います!

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