庭にドッグランを!人工芝で愛犬が喜ぶ機能分離型ガーデンの作り方

学びのたね

愛犬をお庭で思いっきり走らせたいなら、庭はどんな施工をすればいいのか迷っていませんか?おしっこの匂いやお手入れで困らないかな?そんな悩みを一緒に考えていきましょう。

こんにちは。おうちのたねのブログ運営者の「おたね」です。

庭にドッグランを人工芝で作るというのは、愛犬家にとって一度は描く大きな夢ですよね。リビングのカーテンを開けた瞬間、愛犬が外へ飛び出し、ノーリードで自由に駆け回る姿を眺める休日は、何物にも代えがたい癒しの時間になります。

しかし、いざ計画を始めると、庭にドッグランを人工芝で施工する際の費用や、日々の掃除、夏場の表面温度の上がり方など、気になることが次々と出てきますよね?

手入れが楽だと言われる人工芝ですが、犬がおしっこをした後の独特の臭いや、水はけの悪さによるデメリットを心配する声もよく耳にします。

私も愛犬との暮らしを妄想する中で、天然芝の美しさと人工芝の利便性の間で何度も揺れ動きました。この記事では、そんな悩みを解決し、愛犬も飼い主も笑顔になれる後悔しない庭作りのヒントをたっぷりお届けします。

特にトイレエリアを分けるという新しい発想を取り入れることで、清潔で快適なドッグランを維持する方法についても詳しく触れていきますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。

  • ドッグランに人工芝を採用することで得られるメリットと天然芝との比較
  • おしっこの臭いや夏場の熱対策など人工芝特有のデメリットへの解決策
  • 失敗しないための排水計画や防草シートを活用した正しい施工のポイント
  • トイレエリアを分離して清潔な状態を長く保つための新しい庭作りの考え方

理想の庭のドッグランに人工芝を導入するメリット

家を建てるなら、愛犬がノーリードで遊べるスペースが欲しい。そんな願いを叶えるために、庭のドッグランに人工芝を検討している方は非常に多いです。

ここでは、なぜ多くの飼い主さんに人工芝が選ばれるのか、その理由と魅力を「おたね」の視点で詳しく整理してみました。天然の素材も素敵ですが、機能性を追求した先に人工芝という選択肢が見えてくるはずです。

天然芝と人工芝の違いやドッグランへの適性

庭のドッグランを計画する際、多くの人が最初にぶつかる壁が「天然芝か人工芝か」という選択肢です。天然芝は見た目の優しさや自然な香りが素晴らしく、最初は「やっぱり本物がいいかな」と思うものですよね。

おたね
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先日、偶然にも私の理想を形にしたようなおうちを見かけて、思わず足が止まりました~(笑)そこはとても広いお庭があって天然芝でした。きれいでしたね~。

しかし、ドッグランとしての適性を考えると、天然芝にはいくつかの大きなハードルがあります。

まず、犬の尿に含まれる高濃度の窒素によって芝が枯れてしまう「肥料焼け」の問題。

豆知識

犬のおしっこは高濃度の窒素が含まれていて、それが何度も同じ場所にかかることで、肥料の与えすぎと同じ状態になり、植物が枯れてしまうのです。

おしっこをするたびに、そこだけ茶色く枯れてハゲてしまうのは、見た目にも悲しいですし、一度枯れた場所を再生させるには、その場所の土を掘り返して新しい土に入れ替え、種をまき直す必要があります。

‥‥手間ですよねえ~。

防止策としては、その場所(土壌)に直ちにバケツ一杯分の水をかけるのが最も効果的だとされているようです。

おたね
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想像してみてください…愛犬がどこでおしっこするのか気にしながら、ウッドデッキでコーヒーを飲む??う~ん優雅なひと時とは程遠いですよね~(^_^;)

また、ボーダーコリーのような活動的な犬種が全速力で走り回ったり、穴を掘ったりすると、天然芝はあっという間に土が剥き出しになってしまいます。修復には時間がかかるし、見た目も悪いし。

その点、人工芝は耐久性が非常に高く、どんなに激しく走り回っても芝が抜ける心配がほとんどありません。一年中青々とした緑を保てるため、冬場に庭が枯れ色になって寂しい思いをすることもありません。

さらに、私が個人的に一番大きいと感じているメリットは「お手入れ」が比較的少なくて済む、ということ。

天然芝のサイトを見ると、冬などはほとんどほったらかしでいいものの、暖かくなってくると、芝刈り、除草剤の散布、水やり、害虫の駆除などの「お手入れ」の項目がズラリ。

芝刈りのタイミングなど時期や芝の状態を見ながらお手入れしていく必要があるようです。私は愛犬と車中泊しながらいろんなところに旅に出るのが夢。家を空けることを前提に考えないといけませんので、人工芝が合っていると思うのです。

ドッグランを検討する際は、施工後の「修復の手間」と「お手入れのしやすさ」を天秤にかけてみてください。トータルの満足度は、圧倒的に人工芝に軍配が上がるケースが多いですよ。

以前の記事で紹介した玄関土間の足洗い場の工夫と合わせれば、外遊び後のケアは完璧になりますね。こうした室内外の連携こそが、犬と暮らす家づくりの醍醐味だと私は考えています。

庭の人工芝のデメリットと後悔しないための対策

人工芝がドッグランに最適だといっても、もちろん「魔法の素材」ではありません。検討段階で絶対に知っておくべきデメリットがいくつかあります。

まず一つ目は、静電気の問題です。冬場の乾燥した時期に人工芝の上を走ると、犬の被毛と芝が擦れてパチパチとした静電気が発生しやすくなります。愛犬がその刺激を嫌がって、庭に出るのを怖がるようになっては本末転倒ですよね。

最近では帯電防止機能」がついた人工芝も増えているので、素材選びの段階でチェックしてみてください。帯電防止剤が組み込まれたタイプで、お値段は少し高めになるそうですが、見た目は肌触りも影響がないそうですよ。

おたね
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静電気の防止策として、一番手軽なのが「静電気防止スプレー」ではないかと個人的には思っています。お庭が広いとちょっと大変かもしれませんが、冬場の乾燥する季節限定だし、このくらいの手間は私でも出来る!

二つ目は、パイル(芝の葉)の倒れ込みです。毎日同じ場所を走っていると、どうしても芝が寝てしまい、クッション性が失われていきます。

これを防ぐには、毛足が適度に長く、復元性の高い形状(U字やV字、C型など)の芝を選ぶといいでしょう。「形状記憶型パイル」を採用した製品があります。時々、デッキブラシでブラッシングをしてあげるといい状態が保てるそうですよ。

また、見た目が「いかにもプラスチック」という安価な製品を選んでしまうと、せっかくの注文住宅の外観を損ねてしまうことも。施工前に必ず大判のサンプルを取り寄せ、裸足で触れた時の柔らかさや、不自然なテカリがないかを確認するようにしましょうね。

また、耐久性が高いとはいえ、10年程度で寿命がくることも忘れてはいけません。将来のメンテナンス費用をあらかじめ想定しておくことで、心の準備ができますよね(笑)

「正確な製品スペックはメーカーの公式サイトなどでチェック」し、自分の目で納得したものを選ぶのが、後悔しないための鉄則です。

初期費用は天然芝よりも高くなりますが、その後の10年間のメンテナンス費や草むしりの手間を考えれば、十分に見合う投資になるはずですよ。

失敗を防ぐための3つのチェックポイント

  • 静電気防止加工が施されているか
  • パイルの断面形状が復元性の高いデザインか
  • 防炎認定など安全基準をクリアしているか

おしっこの臭い問題を解決する庭の人工芝の掃除法

知恵袋などのQ&Aサイトで最も多く見かける悩みが「人工芝に染み付いたおしっこの臭い」です。

人工芝そのものはおしっこを吸収しませんが、芝の根元に残った汚れや、下地の防草シート、あるいはその下の土にアンモニア成分が残留することで、夏場の高温時に強烈な臭いを発するようになります。

これを解決するための掃除法は、実はとてもシンプル。「おしっこをしたらすぐに、これでもかというほど大量の水で流す」ことが何よりも重要です。水分で成分を希釈し、下地を通り抜けて地中深くへ追い出すイメージですね。

おたね
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水道代も気になりますけどね~

もしすでに臭いが気になり始めている場合は、クエン酸や重曹を溶かした水を使って中和洗浄するのも効果的です。特にクエン酸はアルカリ性のアンモニア臭を中和してくれるので、愛犬に優しい掃除法としておすすめです。

ただし、お酢を使うと今度は独特のツンとした臭いが残ってしまうので注意してくださいね。最近では、人工芝の隙間に撒くことで臭いを吸着する「消臭砂」や、犬が舐めても安心なバイオ消臭剤なども市販されています。

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これらを定期的に活用することで、人工芝特有の「公衆トイレのような臭い」を防ぐことができます。

水洗いを頻繁に行う場合は、排水能力が限界を超えないよう、下地の「水はけ」が命になります。表面だけの掃除では、根本的な解決にならないこともあるので注意しましょう。特に水たまりができるような場所は、おしっこが停滞して菌が繁殖しやすくなります。

毎回広い庭全体を掃除するのは大変ですから、私は「トイレの場所を決めて、そこだけ掃除しやすい素材にする」という方法を推奨しています。これについては後半で詳しくお話ししますが、毎日の掃除のストレスが劇的に減るはずです。

施工前に知っておきたい庭の人工芝の手入れと寿命

「人工芝ならメンテナンスフリーで一生モノ」と期待しすぎると、数年後にがっかりしてしまうかもしれません。

人工芝にもしっかり寿命があり、一般的には7年から10年程度で張り替えが必要になります。ドッグランとして使用する場合、激しい摩擦や排泄物の影響で、通常の景観用よりも劣化が早まる可能性があることは覚悟しておくべきでしょう。

寿命を縮める最大の原因は、パイルの摩耗と紫外線による硬化です。ボロボロになった芝の破片を愛犬が誤飲してしまうリスクもあるため、表面が粉っぽくなったり、芝が明らかに抜けるようになったりしたら、早めの張り替えを検討してください。

日頃の手入れとしては、デッキブラシを使って、寝てしまった芝を立ち上げる作業を定期的に行いましょう。これにより、クッション性が回復し、犬の足腰への負担を減らすことができます。

また、愛犬の抜け毛が芝の根元に絡まると、水はけが悪くなり、カビや臭いの原因になります。ブラッシングを兼ねて、目の細かいホウキや、屋外用の掃除機、ブロワーなどで毛を掃除してあげてください。

特に換毛期には驚くほどの毛が芝に絡まります。これを放置すると、フェルト状に固まってしまい、通気性が悪化します。

また、強風で飛んできた落ち葉や種子が芝の中で腐敗すると、そこから雑草が生えてくることもあります。人工芝を綺麗に保つには、週に一度の掃き掃除と、月に一度のブラッシング、そして汚れた時の水洗い。

このルーティンを確立しておくのが理想的です。正確な耐用年数は製品によって異なるため、公式サイトやカタログをしっかりチェックし、保証期間なども確認しておくと安心かなと思います。

おたね
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いろんなサイトで人工芝のお手入れ方法を調べましたが、週一のお掃除を推奨していますね。旅に出たい私は帰ってきてからまとめてお手入れすることになりそう…。まあ。妄想ですけどここまでシュミレーションしちゃいます(笑)

夏の暑さを防ぐ庭の人工芝の熱対策と表面温度

夏場の人工芝において、最も警戒すべきは「熱」です。人工芝の素材は主にポリエチレンやポリプロピレンなどのプラスチックですので、直射日光を浴びると驚くほど熱くなります。

気温が30度を超える日には、表面温度が60度以上に達することもあり、愛犬が素足で歩けば肉球を火傷してしまうほどの危険性があります。

私たちがサンダルを履いて「ちょっと温かいな」と感じる時、犬の肉球はすでに悲鳴を上げているかもしれません。

環境省の資料でも、人工素材の表面温度上昇への注意喚起がなされており、日中の日なたにある人工芝はアスファルトと同等の高温になることが指摘されています。

具体的な対策としては、以下の3つが挙げられます。

1. 遮熱機能付き人工芝の採用

最新の人工芝には、太陽光の赤外線を反射して温度上昇を抑える特殊な加工が施されたものがあります。

標準的な製品と比較して、表面温度を5度から10度程度下げられるものもあるので、ドッグランには必須の機能と言えるでしょう。それでも「熱くない」わけではないので過信は禁物です。

2. シェードやオーニングによる日陰作り

最も効果的なのは、物理的に日光を遮ることです。お庭に大きな日よけを設置したり、ターフを張ったりすることで、温度上昇を劇的に抑えられます。

リビングからフラットに続くウッドデッキの上にオーニングがあれば、そこが愛犬の快適な避難場所にもなりますね。

3. 打ち水による冷却

犬を庭に出す直前に、ホースでたっぷりと水を撒きましょう。気化熱によって表面温度が瞬時に下がります。ただし、人工芝は乾くのが早いため、こまめに様子を見てあげる必要があります。

夏場は、飼い主さんが自分の手で地面をしっかり触ってみて、熱いと感じたら愛犬を外に出さない。この徹底した配慮が大切です。

犬用の噴水を設置するのも、給水しつつ愛犬も喜ぶので楽しいアイデアですね。熱中症対策にもなりますし、遊んでいる様子を見るのも楽しいと思いますよ。

庭のドッグランへ人工芝を敷く費用と失敗を防ぐコツ

理想のイメージが固まってきたら、次は現実的な「お金」と「工事」の話です。ドッグランの成功は、目に見える芝生よりも、その下に隠れた「下地」で決まると言っても過言ではありません。

ここでは、見落としがちなコストや、後悔しないための施工のコツを詳しく解説します。

防草シートで庭の人工芝の虫対策や雑草を予防する

人工芝の下に敷く「防草シート」を軽視していませんか?実はこれ、ドッグランの清潔さを左右する非常に重要なアイテムなんです。

防草シートの役割は単に雑草を抑えるだけではありません。シートを敷くことで、土の中にいる虫が表面に出てくるのを物理的に防ぎ、さらにはおしっこの水分が土をドロドロにするのを緩和するフィルターの役割も果たします。

もしシートなしで人工芝を敷いてしまうと、排水穴から雑草が突き抜けてきて、それを抜くために人工芝をわざわざ捲り上げるという、とんでもない手間が発生してしまいます。

ドッグランにおすすめなのは、「不織布タイプの高耐久な防草シート」です。編み込みタイプの安いシートだと、雑草の力が強い場合に繊維を押し広げて突き抜けてしまうことがあるからです。

また、シート自体の透水性が低いと、その上に水が溜まってしまい、ジメジメした環境を好む虫が大量発生する原因にもなります。おしっこが停滞すれば、当然臭いもひどくなります。

愛犬をノミやダニ、その他の不快な虫から守るためにも、防草シートの品質にはぜひこだわってください。下地には水はけを助ける砕石(砂利)を敷き、その上に厚手のシート、さらに人工芝という3層構造にするのが、もっともトラブルが少ない正解かなと思います。

防草シートの重ねしろが甘いと、その隙間から雑草が生えてきます。10cm以上は重ねて、専用の粘着テープで止めるのがプロの技です。DIYで行う際も、ここだけは妥協しないでくださいね。

庭の人工芝をDIYで施工する方法と注意点

「少しでも費用を安く抑えたい」という思いからDIYに挑戦する方は多いですし、その達成感も代えがたいものがあります。

しかし、ドッグランをDIYで作るなら、いくつか覚悟しておくべきポイントがあります。一番難しいのは、地面を平らにする「不陸(ふりく)調整」です。土をただ平らに均すだけでなく、石を取り除き、転圧機(プレート)をレンタルして、カチカチに踏み固める必要があります。

これを行わないと、犬が走った時に地面がボコボコになり、凹んだ部分に水や尿が溜まって不衛生になります。

また、人工芝の繋ぎ目(ジョイント)の処理も重要です。ボーダーコリーのような力が強い犬が全速力でダッシュしたり、急旋回したりすると、継ぎ目に大きな横荷重がかかります。

ここを専用の強力な接着剤や防水両面テープでしっかりと固定しないと、芝がめくれ上がり、犬が足を引っ掛けて転倒したり、最悪の場合は芝の裏地を噛みちぎって飲み込んでしまったりすることもあります。

DIYでの施工は、1平米あたり4,000円〜8,000円程度(材料費のみ)で可能ですが、失敗した時の手直し費用を考えると、最初からプロに依頼するか、あるいは「整地だけプロにお願いする」という選択が賢明かもしれません。

もし自分でするなら、U字ピンを多めに打ち込み、犬が掘り返せない工夫を徹底しましょう。

犬の足腰に優しい庭のドッグランの舗装とクッション

「犬が走り回る」ことを前提にするなら、一番に考えるべきは関節への負担です。コンクリートや一般的なタイル舗装は掃除が非常に楽で魅力的ですが、激しく旋回したりジャンプしたりする犬にとって、硬い地面は足首や膝、股関節に大きなストレスを与えます。

特に大型犬種を検討されているなら、将来のQOL(生活の質)を考えて、クッション性のある素材を選ぶことは非常に価値のある投資になります。

人工芝を選ぶ際は、パイルの密度が高く、手で押した時に適度な反発があるものを選んでください。最近では人工芝の下に敷く専用の「アンダーパッド(緩衝材)」という製品もあります。

これを使うと、地面の硬さが直接伝わらず、まるで高級ホテルの絨毯の上を歩いているような柔らかさになります。滑りにくさも重要で、濡れた時でもグリップが効く素材かどうかを確認してください。

平屋の間取りの妄想記事でも触れましたが、犬にとって「滑る床」は最大の敵。庭であってもその基本は変わりません。愛犬が安心してフルスロットルで走れる環境を整えてあげたいですね。

足腰を守るための建材選び

舗装材クッション性滑りにくさメンテナンス
高密度人工芝
タイルデッキ×△(素材による)
天然芝×
人工芝+パッド★最高

水洗いで清潔に保つ庭のドッグランの排水計画

ドッグランを清潔に保つための生命線は、何と言っても「排水」です。どんなに高機能な消臭剤を使っても、水分がその場に停滞してしまえば意味がありません。

庭の設計図を書く段階で、必ず「水勾配(みずこうばい)」を確認してください。平らに見える庭でも、雨水や洗い流したおしっこが自然と排水口に向かって流れるよう、わずかな傾斜をつけるのがプロの仕事です。

この傾斜がないと、人工芝の下に水分が残り続け、数年後にはヘドロのような汚れが溜まったり、不快な臭いの元になったりします。

おすすめは、ドッグラン内に専用の排水桝(はいすいます)を設置することです。ホースでジャブジャブ洗った汚水が、そのまま下水管へと流れ込む仕組みがあれば、夏場の掃除も苦になりません。

排水桝

また、土地が粘土質で水はけが極端に悪い場合は、暗渠排水(あんきょはいすい)と呼ばれる、地中に有孔管を通す本格的な工事が必要になることもあります。このあたりの判断は、地元の土質を知っている外構業者さんに相談するのが一番確実です。

目に見えない部分に予算をかけるのは勇気がいりますが、「臭わない、ジメジメしないドッグラン」を手に入れるためには、ここが一番の投資どころかなと私は思います。

排水計画を相談する際は、「大型犬のおしっこを水で流したい。水はけや排水が良くなるような施工を希望する」と具体的に伝えるのがコツ。業者さんもその意図を汲んで、最適な勾配や排水経路を考えてくれますよ。

トイレエリアの分離で庭のドッグランの人工芝を快適に

さて、いよいよ本命の提案です。人工芝のデメリットである「臭い」と「掃除の大変さ」を根本から解決するのが、「機能分離型ガーデン」という考え方です。

これは、庭全体を自由に使えるドッグランにしながらも、排泄を行うためだけの「専用トイレスペース」を一角に設ける手法です。なぜこれがいいのかというと、掃除をする範囲を限定できるからです。

広い人工芝のどこにおしっこをしたか探して歩くのは重労働ですが、決まった場所でしてくれるなら、そこだけを重点的に洗浄すれば済みます。

トイレスペースには、人工芝とは全く違う素材を採用します。例えば、水洗いがしやすく汚れが染み込まないタイルや、抗菌加工された人工石、あるいは定期的に入れ替えが可能な砂利など。

犬は足裏の感触の違いを学習するのが得意なので、しつけの段階で「タイル=おしっこ」「人工芝=走る」と教え込めば、賢いボーダーコリーなどはすぐに覚えてくれます。

トイレスペースのすぐそばに専用の立水栓を配置すれば、その場ですぐに流せて完璧です。これにより、メインのドッグランエリアは常に清潔で、家族が裸足で出られるほどの快適さを保つことができます。

イメージ

妄想の中だけでなく、現実的に「長く綺麗に使い続ける」ための、私イチオシの戦略です!

愛犬と楽しむ庭のドッグランに人工芝を選ぶポイント

最後に、この記事のまとめとして、理想の庭のドッグランに人工芝を選ぶ際の最重要ポイントを振り返ってみますね。

人工芝は、選び方と工夫次第で、愛犬との生活を最高のものにしてくれる素晴らしいパートナーになります。でも、その成功は単に芝を敷くだけでは手に入らないということが理解できるかと思います。

「しつけ」というソフト面と、「排水・素材選び・メンテナンス」というハード面の両輪が揃って初めて、本当の意味での理想の庭が完成します。今回の内容を参考に、あなただけのお庭計画をぜひ前向きに進めてみてくださいね。

チェック項目重要ポイント期待できる効果
芝のスペック遮熱機能・高密度・復元性パイル火傷防止とクッション性の維持
下地工事不織布防草シートと砕石による整地雑草・虫対策とおしっこの浸透促進
排水の設計正確な水勾配と専用排水桝の設置臭いの残留防止とカビ・湿気対策
管理の工夫トイレエリアの分離と機能分担掃除の時短とドッグランの清潔維持

施工費用の相場としては、プロに依頼した場合、1平米あたり1.5万円〜2.5万円程度がボリュームゾーンですが、特殊な排水工事やゾーニングを含めるともう少し予算を見ておいたほうがいいかもしれません。

正確な見積もりは、信頼できる外構専門業者に「犬と暮らす庭」としての要望を細かく伝えて出してもらいましょう。

この記事が、あなたの「おうちのたね」を大きく育てるきっかけになれば嬉しいです。愛犬が尻尾を全力で振って、人工芝の上を走り回る日が今から本当に楽しみですね!

詳しい施工事例や具体的な建材の型番については、積水ハウスなどのハウスメーカー提携の外構会社に相談するのもおすすめです。

おたね
おたね

素人であるおたねも、自分事としていろいろ調べていくうちに、専門の業者さんのお仕事って表に見えづらいけど、とても大事な工程があるんだなと改めて感じました。

DIYが好きな人や挑戦してみたい人もいると思いますが、まずは情報収集してプロに相談しながらがいいでしょうね。

プロならではの視点で、間取りや土地の条件に合わせた最適な提案が受けられますよ。最終的な判断は、複数の提案を比較して専門家と相談しながら決めてくださいね。

今回は理想のドッグランを妄想しましたが、実際には排水や掃除などのお手入れ、犬の排泄に庭に敷く素材の比較など、実際に施工する場合はいろんなことを考慮する必要があるんですね。

おたねの妄想の庭にはドッグランだけじゃなく、野菜栽培やお花なども楽しみたいと思っているので、その場合どのようなことに注意したらいいのか、近いうちに発信しますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。(#^^#)

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