こんにちは。おうちのたねブログ、運営者の「おたね」です。
いつか中型犬のボーダーコリーと一緒に、平屋の広いお庭で駆け回る……。そんな暮らしを妄想しては、仕事中も夜寝る前もニヤニヤが止まらない私ですが、実際に庭づくりを具体的に考え始めると、避けては通れない「究極の悩み」が2つありました。
それは、私が「虫嫌い」であること、そして自分自身が認めざるを得ない「超ズボラ」であることです。
特に足がいっぱい付いている虫はどうもだめでして…。

芝生の庭はドッグランの理想形ですが、日々のお手入れを怠ればすぐに虫たちのパラダイスになってしまいます。かといって、全面コンクリートで固めてしまうのは、あまりに味気ない。
そんな時、私の視界に飛び込んできたのが、乾燥した異国情緒あふれる「ドライガーデン」でした。砂利と石、そしてタフな植物たちが織りなすその景色は、まさにズボラな私への救いの一手に思えました。

しかし、ここで新たな不安が。ドライガーデンの主役たちは、鋭いトゲを持つサボテンやアガベです。元気いっぱいのボーダーコリーが、そのトゲに突っ込んでケガをしたら……?

今回は、そんな数々の矛盾を抱えながら、私おたねが夜な夜な考え抜いた「愛犬とズボラ主婦、そして自然愛が共存できる安心な庭づくり」の全貌を詳しくシェアします。
私と同じように、虫は嫌いだけどお庭は素敵にしたい、そして犬の安全も守りたい!という欲張りなあなたの参考になれば嬉しいです。
- 愛犬をケガから守り、おしゃれも諦めない「完全ゾーニング」の鉄則
- 勝手口から最短ルートで!ズボラでも無理なく続く「3歩の薬味園」配置術
- ボーダーコリーのジャンプ力に打ち勝つ、目隠しと開放感の黄金比フェンス
- なぜドライガーデンは虫嫌いにとっての「最強の砦」なのか?
- 積水ハウス「5本の樹」に学んだ、山好きおたねの意外な最終決断
憧れのドライガーデン、愛犬には「トゲ」が危険すぎる?
ドライガーデンと聞いてまず思い浮かべるのは、砂利の上にそびえ立つワイルドなサボテンや、彫刻のような美しさを持つアガベですよね。

その圧倒的な造形美は、管理の楽さ以上に魅力的ですが、活発な犬を飼う家庭にとっては「トゲ」という無視できないリスクがつきまといます。
トゲトゲ植物、犬には危険?解決策は『ゾーニング』でした
特にボーダーコリーのような運動能力が高く、ハイテンションで走り回る犬種の場合、庭は文字通りの「競技場」になります。

もしボール遊びの最中、勢い余ってアガベの鋭い葉先に激突したら……。想像するだけで、愛犬の目が、皮膚が心配で夜も眠れません。
でも、私はドライガーデンのあの凛とした美しさを諦めたくありませんでした。そこで辿り着いた答えが、徹底した「ゾーニング(区域分け)」です。
庭をひとつの空間として捉えるのではなく、「犬が全速力で走って良いエリア」と「植物を愛でるための立ち入り禁止エリア」を物理的に切り分けるのです。
例えば、庭の中央はフラットで安全な人工芝にし、ドライガーデンは一段高くした「レイズドベッド(高床式の花壇)」の中に収める。

あるいは、人間が歩く通路の脇や、建物の基礎に近い「犬が踏み込みにくい端っこ」に植物を配置し、さらに大きな景石(ゴロタ石)をバリケードのように積んで、犬が植物に近づけないように物理的な距離を作るのです。
| エリア名 | 目的 | 主な素材・植物 | 犬の立ち入り |
|---|---|---|---|
| メインランエリア | 全力疾走・遊び | 高耐久人工芝、クッション材 | 100%自由! |
| ドライガーデン帯 | 景観・デザイン | ユッカ、景石、砂利 | 物理的に進入不可 |
| クールダウンゾーン | 休憩・日除け | テラス、シェード、タイル | ゆったり休憩OK |
犬に優しいドライガーデンの植物選び:トゲなしでも雰囲気は出せる!
「ドライガーデン=トゲ」という固定概念を捨てることも重要です。最近では、トゲがほとんどない種類や、葉が柔らかい植物を組み合わせた「ソフト・ドライガーデン」という考え方も広がっています。
例えば、ドライガーデンのシンボルとして人気の高い「ユッカ・ロストラータ」は、葉の先は細いですが、サボテンほどの殺傷能力はありません(笑)。

他にも、多肉植物の中でも「エケベリア」のようなロゼット状で丸っこいものを選べば、万が一愛犬が触れても安心です。

「石と砂利の質感を主役にする」という考え方にシフトすれば、トゲのある植物を最小限に抑えても、十分にワイルドで素敵な庭は作れます。
植物そのものだけでなく、ゴツゴツした溶岩石や、明るいベージュの砂利などを大胆に配置することで、視覚的なインパクトを演出できるからです。
これは、以前私が考察した「庭にドッグランを!人工芝で愛犬が喜ぶ機能分離型ガーデンの作り方」の発展形とも言えるアイデア。
構造で守り、種類で逃がす。これが、おたねが考える「犬とドライガーデン」の共存術です。
愛犬の健康を守るための水飲み場とトイレ動線
ドライガーデンは石や砂利が多いため、夏場は地表温度が上がりやすくなります。そのため、ゾーニングの際には必ず「日陰」と「水飲み場」の確保をセットで考える必要があります。

ドライな植物は太陽が大好きですが、犬は熱中症に弱い。このギャップを埋めるために、一部にタイルやウッドデッキのテラスを設け、そこに常に清潔な水が飲めるスロップシンクや自動給水器を設置する妄想をしています。
また、人工芝を清潔に保つために、ドライガーデンの砂利の一部を「おしっこスポット」としてしつけ、洗い流しやすいように排水機能を強化しておくことも、ズボラな管理を継続する上での秘訣になりそうです。
ズボラ主婦の聖域!「勝手口直結」の欲張り薬味園
ドライガーデンは、基本的に「放っておく」ことでその美しさを保つ、ズボラ向けのスタイルです。しかし、私にはどうしても植えたい「手のかかる子たち」がいます。

それが、キッチンで大活躍するハーブや薬味の数々。でも、これらをドライガーデンの真ん中に植えるわけにはいきません。なぜなら、水やりの頻度が全く違うからです。
バジル、紫蘇、小葱……キッチンから「秒」で手が届く配置がカギ
私は自分の性格をよく知っています。「あ、お味噌汁にネギが欲しいな」と思った時、わざわざ外履きに履き替えて、庭の奥にある菜園まで歩いていく……。そんな手間がかかるなら、私は「ネギなしでいいや」と諦めるタイプです。
だからこそ、ハーブや薬味の定位置は「キッチン側の勝手口を出て、サンダルを突っかけて3歩以内」の場所に限定します。

この「3歩」という距離感が、お料理下手の私を支える魔法の数字になります。朝、目玉焼きを焼きながらバジルを摘み、お昼のうどんに勝手口から手を伸ばして紫蘇を収穫する。
この「家事動線の一部としての庭」という考え方が、ズボラな私が家庭菜園を挫折させないための唯一の解決策なんです。
このエリアは、ドライガーデンの砂利敷きとは切り離し、水持ちの良い土を入れたお洒落なコンテナや、棚に鉢植えを並べて育てるという計画です。
ラベンダーとローズマリーは、ドライエリアへの「架け橋」に
一方で、ローズマリーやラベンダーといったハーブは、乾燥した環境を好むため、ドライガーデンの砂利エリアとも相性が抜群です。
これらはキッチン直結エリアから、少し広がるドライエリアへの「境界線」に植えるのがおたね流。特にローズマリーは、一度根付けば水やりもほぼ不要で、冬も常緑を保つ強健な植物です。お肉料理の香り付けにも最高ですよね。
特にローズマリーは、一度根付けば水やりもほぼ不要で、冬も常緑を保つ強健な植物です。

香りもいいのでドライエリアに並ぶように配置してもおしゃれかなと思っています。それに料理がそんなに得意ではないおたねは、日常的にハーブを取り入れるお料理なんて…しません。(汗)
たまに収穫して香りを楽しむようにお部屋に飾るような楽しみ方をしてもいいですよね。
「キッチンに近い実用派」と「庭を彩る香りの癒やし派」を分けて考えることで、管理のメリハリがつきます。
ズボラな私が無理なく緑を楽しめるよう、メンテナンスの頻度によって植物の定位置を決めていく……。
これは、以前記事にした「大量の布もおまかせ!平屋にミシン専用のアトリエを作る妄想間取り」と同じで、「使う場所のすぐそばに、使いやすく置く」という整理整頓の極意を庭に応用した結果なんです。
ズボラおたねの「勝手口横・薬味ガーデン」計画リスト
- バジル: 成長が早くて楽しい!ピザやパスタにパパっと。
- 紫蘇: 地植えは爆発的に増えるので、必ず「鉢植え」で管理して脱走を防ぐ。
- 小葱: 根元を残せばまた生えてくる、ズボラ家庭の最強の味方。
- ローズマリー: ドライガーデンの砂利とのコントラストが美しい。ほぼ放置OK。
- ラベンダー: 窓を開けた時にふわっと香るように。虫よけ効果も期待。
逃亡防止と目隠しを両立!「絶妙な透け感」フェンスの妄想
庭づくりにおいて、犬を飼う私たちが最も予算と知恵を注ぐべきは「囲い」、つまりフェンスです。特にボーダーコリーという犬種は、並外れたジャンプ力と、隙間を見つける高い知能を持っています。

愛犬を危険な外の世界へ逃亡させないことは、飼い主としての絶対的な責務。でも、そのために庭をコンクリートの壁で四方を囲んでしまったら、それは「おうち」ではなく「要塞」になってしまいます。
見えそうで見えない「ルーバータイプ」が、犬にも人間にも優しい理由
私が理想としているのは、完全に視界をシャットアウトする「壁」ではなく、「縦格子やルーバー状のフェンス」です。最近の外構デザインで人気がありますが、これには深い理由があります。

完全に外が見えない密閉された空間だと、逆に外の物音や気配に対して犬が神経質になり、無駄吠えの原因になることもあるそうです。
一方で、適度に隙間があるフェンスなら、愛犬も外の空気の動きを感じることができ、リラックスして庭で過ごせます。
もちろん、人間にとってもメリットは大きいです。完全に塞がないことで風通しが良くなり、庭の湿気を逃がしてくれます。これは「虫嫌い」な私にとっても重要なポイント!ジメジメした空気は害虫を呼び寄せますからね。
「中からは外の気配が分かり、外からは中の様子が絶妙に見えない」という、この透け感のバランスを追求することが、50代からの落ち着いた庭づくりの肝になると思っています。
ボーダーコリーの能力を甘く見てはいけない!高さと強度の重要性
フェンスの高さについては、一切の妥協をしないつもりです。ボーダーコリーは、その気になれば1.5m程度のフェンスは助走なしで飛び越える個体もいます。
だからこそ、最低でも1.8mの高さは確保したい。さらに重要なのは「足をかけられる構造ではない」ということ。

横桟(よこざん)が多いデザインだと、ハシゴのように登ってしまう子もいるので、私は縦格子のデザインを中心に検討しています。
また、ズボラな私にとって、数年おきにペンキを塗り替える必要がある天然木のフェンスはハードルが高すぎます。
積水ハウスのような高品質な家に合わせるなら、やはり耐久性の高いアルミ製や、木粉を混ぜた人工木(樹脂)のフェンスが現実的。

これなら色あせも少なく、腐る心配もありません。初期費用は張りますが、これこそが「将来の自分を楽にするための投資」だと考えています。
なぜ「虫嫌い」こそドライガーデンを選ぶべきなのか?
「庭を作れば虫が来る」……これは避けられない宿命のように思えますが、ドライガーデンはこの常識を鮮やかに裏切ってくれます。
私がこのスタイルに固執する最大の理由は、実はデザイン性よりもその「防虫性」にあります。
虫の多く、特に蚊やムカデ、ダンゴムシなどが好むのは「湿気」と「密集」です。

今現在、おたねが暮らしているのは賃貸マンションの1階であり、猫の額のような庭があります。雑草が凄くて草取りに疲弊し、ここ数年は百均で購入した雑草防止のシートを貼り付けて過ごしています。
前住居人が置いていったものでしょうか、ブロックがまあまあの数ありまして。それをどけるとわんさかダンゴムシ出てきます。(汗)
湿った土、積み上げられた枯れ葉、生い茂った雑草……これらはすべて、虫たちの絶好の産卵場所であり隠れ家です。一方で、ドライガーデンは以下の特徴を持っています。
- 抜群の水はけ: 土の表面を厚く砂利や石で覆うため、表面が常に乾燥しており、蚊が卵を産めるような水たまりができにくい。
- 風通しの良さ: 植物同士の間隔を広く取る「余白の美」が基本なので、空気が停滞せず、湿気がこもらない。
- 隠れ場所の排除: 下草を植えすぎないため、不快な虫が潜む隙間を視覚的に管理しやすい。
結論として: 安全なゾーニングで愛犬を守り、キッチン直結のハーブ園で自分のわがままを満たし、強固なフェンスで家族の安全を確保する。
そしてベースをドライガーデンにすることで虫のリスクを最小限に抑える。これが、私おたねが導き出した「わがまま庭づくり」の最適解なのです。
まとめ:矛盾を抱えたまま、私らしい「種」を蒔く決意
ここまで、いかに虫を避け、いかに楽をするかという「ズボラ主婦おたね」としての視点で庭づくりを語ってきました。
しかし、積水ハウスの資料を読み込み、彼らが大切にしている理念に触れる中で、私の心は大きく揺れ動くことになりました。それが、あの有名な積水ハウスの「5本の樹」計画です。
「3本は鳥のために、2本は蝶のために。日本の在来種を植えて、地域の生態系を繋ごう」。
登山をこよなく愛し、週末になれば山へと入り、山頂で出会うアサギマダラの美しさに涙し、鳥のさえずりにどれほど孤独な心を救われてきたか……。
そんな私の「登山者としての魂」が、この言葉を前にして叫びました。

虫は、今でも嫌いです…(笑)。できれば一生会いたくない。
でも、山を歩く人間として、自分の家だけを「外の世界と切り離された無機質な石の要塞」にしてしまうのは、あまりに寂しく、山への恩返しを忘れた行為のように思えてきました。
だから、私は矛盾を承知で決めました。
砂利と石をベースにした「虫が来にくいドライガーデン」という基盤は譲りません。でも、その厳しい岩場のような景色の中に、あえて鳥たちが羽を休め、実を啄むための「3本の樹」をシンボルツリーとして迎え、蝶のための「2本の樹」をどのように取り入れるか考えてみようと思います。

蝶が舞い、鳥が来るということは、そこには生命の循環が生まれるということ。たとえ少しの虫が来たとしても、それを鳥が食べてくれるような、小さな「山の縮図」を庭の中に作りたい。
おたねの庭づくり・最終決断(決意)
- ベース: 管理が楽で虫が湧きにくい「ドライガーデン」でズボラを貫く。
- 安全: 鋭い植物はゾーニングで隔離し、愛犬ボーダーコリーの安全を絶対死守する。
- 誇り: 登山者として、地域の鳥たちが喜ぶ「在来種の樹」をあえて3本だけ植える。
- 共生: 虫を100%排除するのではなく、鳥に食べてもらうという「自然のバランス」を信じてみる。

50代、これからの人生を過ごす場所だからこそ、便利さや楽さだけでなく、自分が「何者であるか」を誇れる庭にしたい。
矛盾だらけかもしれませんが、これが私の出した精一杯の本音です。
完璧な庭じゃなくていい。少しずつ、自分も、愛犬も、そして山から遊びに来てくれる鳥たちも、みんなが「ここが好きだ」と思えるような種を蒔いていこうと思います。
次回の予告:【学びのたね】「5本の樹」って本当のところどうなの?

さて、ドライガーデンに「5本の樹」のエッセンスを取り入れるという大きな決断を下した私ですが、ここで新たな調査ミッションが発生しました。
実際、どんな樹を選べば「虫がつきにくく、鳥が喜び、かつドライガーデンの雰囲気にも合う」のか? そもそも、ズボラな私でも枯らさずに育てられる、山のような強さを持った樹種は存在するのか?

次回は「学びのたね」として、積水ハウスが提唱する膨大なリストの中から、登山好きおたねが選ぶ「庭に山を呼ぶためのベスト・オブ・シンボルツリー」を徹底調査します!
ドライガーデンは一度作ると楽ですが、新しく樹を植える場合は、その樹の根元の保水性なども考慮する必要があります。石の配置だけでなく、植物の「性質の相性」を学ぶことが、失敗しない庭づくりの第一歩になりそうですね。
自然を愛する情熱と、虫を嫌う現実的な恐怖心……その両方を満たしてくれる「運命の樹」を一緒に探しましょう。お楽しみに!
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